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第三十回「イルカの寝方!」 Dec.25,'03 イルカはどうやって寝るのか?うふふ、イルカはほとんど寝ません。人間とおなじほ乳類なので呼吸をしないと窒息してしまうのでほとんど寝ません。正確には右脳と左脳を交互に休ませて意識を絶やさないようにしています。う〜、私達もこんな経験ありますよね!寝てはならない!体は眠い!と戦うこと・・。こんな時、私達は頭をぐわん、ぐわんと振り子のように振っていますが、イルカはこんな時、円を描いて泳いだり、水中で静止したり、水底でごろんとしたり。 イルカさんも生きるってつらいのねぇ・・。 ▲TOP▲ 第二十九回「共生ハゼとてっぽうえび」 Dec.16,'03 一般に共生ハゼといえば、「テッポウエビ」と共生するものを指します。「テッポウエビ」…片方のはさみが大きく、このはさみを使い大きな音を出します。敵を威嚇するときに音を出すことが多く、このテッポウエビは、海底に巣穴を作って暮らしていますが、これでは巣穴作りも餌探しにも支障が出ます。しかし共生ハゼは目が利きます。テッポウエビの代わりに見張り番をしているのです。事実、エビとハゼが同居している場合にはエビの行動はかなり大胆になっており、 巣穴の外にまで出てくる頻度もかなり増えます。この場合、テッポウエビはハゼの体に自分の触角を触れさせており、ハゼが異変を感じ巣穴に潜り込もうとするや自分もすばやく巣穴に避難します。このように、お互いの足りないところを補い合い共生関係が成立しているのです。 まだ見た事のない方は次回ツアーでスタッフに言ってください。この共生生活をじっくり見る事ができますよ! ![]() ▲TOP▲ 第二十八回「クマノミはほんとの家族?」 Dec.10,'03 ダイバーに人気のクマノミ。ファインディングニモにも登場しさらなる人気アップが予想されますね。イソギンチャクには数匹のクマノミが住んでいることが多く、大きいのはお父さん、おかあさん、小さいのは子供達・・。なんて想像して微笑ましくみてしまいがちですが、実は彼たちはほとんど赤の他人。クマノミの産まれたばかりの稚魚は潮や波に流され、2〜3週間後にイソギンチャクに定着するので、生まれたイソギンチャクに戻りつく可能性はほとんどゼロ。子どもは赤の他人のイソギンチャクに居候しているのです。ちなみにイソギンチャクの中で一番大きいのはメス。メスが死ぬと、オスが性転換しメスになります。 (無駄な知識があなたを変える??) ▲TOP▲ 第二十七回「ホンソメワケベラの本名?」 Dec.6,'03 「ホンソメワケベラ」は「ホソソメワケベラ(ほそそめわけべら)」の間違いでした。クリーニング魚として有名な「ほんそめわけべら」は「そめわけべ ら」の仲間で体が細いことから「ほそそめわけべら」となるはずだったのですが出版社の書き間違いで「ほんそめ」と表記されてしまい、そのままそれ が定着したとのこと。へぇ・・!へえ・・?(無駄な知識があなたを変える??) ▲TOP▲ 第二十六回「アニモ版トリビアの泉」 Dec.6,'03 テレビ番組「トリビアの泉」がちまたで流行っていますが、ご存知のない方にどういう番組なのかご説明いたします。人生に全く必要のないムダな知識…だけど明日人に教えたくなるような雑学・知識(トリビア)を紹介し品評していくというものです。と言うことで、ダイビングに関するトリビアをご紹介しようと思います。「私はこんなことを知っている!」という方は、ぜひ掲示板でご紹介ください! ●ウミヘビは魚? 紀伊半島の砂地で見かける「ミナミホタテウミヘビ」や沖縄などで見られる「クロガシラウミヘビ」などはウナギの仲間。とは言っても俗に言う爬虫類のヘビも泳ぎます。ただ肺で呼吸しているので、呼吸をするため水面近くを泳いでいます。ちなみにウミヘビにウロコはありません。 ●ハリセンボンの針は何本? ハリセンボンという名前だけあって針は千本と思いがちですが、300本程度しかありません。 ●ダイビングでワカメを取ると… たかがワカメで!?と思われますが、漁業権侵害で訴えられます。同様に海草(わかめ、あらめ、のり、はば等)や貝類(アワビ、トコブシ、サザエ、カキ等)の採取でも漁業権侵害となります。 ▲TOP▲ 第二十五回「耳抜き4つのコツ」 Jul.9,'03 潜降を始めると周囲の水圧によって鼓膜が内側に押されて、耳に不快感や痛みを感じるようになるのはご存知だと思います。圧平衡、俗に言う「耳抜き」は、この不快感や痛みを解消するために、鼓膜を元の状態にすることです。鼻をつまみ、そっと息を送り込む方法が一般的ですが、なかなか鼓膜が元の状態に戻らないこともあります。そこで、耳抜きのコツをお教えしましょう。今一つ耳抜きがしにくい方は是非お試しください。 <コツ1.潜る前に水面で耳抜き> ←これが一番! 潜降前に耳抜きをすることで、耳管が開くクセがつくので水中での耳抜きも格段にうまくいくようになります。まずは前の晩の夕食後に耳抜き。次は歯を磨く時に耳抜き。そして朝起きたら耳抜き。朝食後にも耳抜き。サービスについたら耳抜き。器材セッティング時に耳抜き。ポイントについたら耳抜き。エントリーして水面で耳抜き。これだけやっておけばもう完璧です! <コツ2.抜けないときは少し浮上> 抜けにくい時は50cmほど浮上しましょう。周囲の水圧が下がるので耳管が開きやすくなります。それでも抜けない場合はさらに50cmほど浮上します。 <コツ3.抜けにくい耳を上に向ける> 片方の耳だけが抜けにくい場合は、首を傾けて抜けにくい方の耳を水面に向けましょう。空気が水面方向に上がろうという性質を利用することで、抜けやすくなります。 <コツ4.耳管マッサージ+ガム> 耳の後の骨の下を、指先でやさしく円を描くようにマッサージしましょう。そうすることで血行が良くなり耳管が開きやすくなります。また、エントリー前にガムを噛むのも同じ効果があります。 ▲TOP▲ 第二十四回「御蔵島のイルカ」 May.1,'03 御蔵島に生息するイルカは「バンドイルカ(バンドウイルカ)」という種のイルカで、体色は黒から灰色、腹部がやや白く、多くの水族館で飼育されてるイルカです。北太平洋に多く生息し、大柄なタイプと小柄なタイプが存在しています。小魚を挟むには適したくちばしを持ち、歯の数が多く、寿命は40歳程です。好奇心が旺盛で遊び好き。宙返りなどのイルカが興味をひく泳ぎをすると近くに寄ってくることもあります。 あの故ジャック・マイヨールは、10代のころ、九州で初めてイルカに出会い、30歳のときに運命的な出会いをしたイルカに素潜りや水中遊泳の方法を学んだそうです。 もしかしたら、みなさんも御蔵島で運命的なイルカとの出会いを体験するかもしれませんよ。 ▲TOP▲ 第二十三回「ミミックオクトパスとは何者?」 Apr.21,'03 数年前、インドネシアのバリ島で他の生物に擬態する「変身タコ」が棲んでいるということがが話題になったことを覚えておられる方が何人かおられると思います。以来この「変身タコ」を見たいとバリ島のあるポイントはダイバーであふれかえりました。正式な名称のないこのタコは、擬態するタコという意味で「ミミックオクトパス」という通称がついています。 砂地に棲んでいるミミックオクトパスは、ウミヘビ、カレイ、イソギンチャクなどあらゆる生物に擬態することが可能です。もともと砂地のような身を隠す場所のないところでは、このような擬態によって生き延びるしかなく、砂地にカモフラージュしたカレイなど「一発芸」的は擬態に対し、このタコは次々と他の生物に擬態していきます。「一発芸」ではなく「ものまね」と言った方がよいでしょう。擬態は敵から身を守るときと捕食のときに多く見られ、捕食のときはサンゴやウミシダなどの弱い生き物に擬態し、獲物を油断させて接近するようです。 そんなミミックオクトパスがここ数年、沖縄や数ヶ月前には静岡で発見されるようになりました。そして今回、私たちのダイビングエリア「紀伊大島」で目撃されたのです!擬態名人のミミックオクトパスをあなたは見分けることができるでしょうか!? ![]() ▲TOP▲ 第二十二回「ダンゴウオのひ・み・つ」 Apr.14,'03 今週末19(土)〜20(日)に急遽企画しました「越前ツアー」。今回の裏話はそんな越前のアイドル「ダンゴウオ」にスポットを当ててみました。 ダンゴウオの寿命は2〜3年といわれています。生まれて1ヶ月くらい経つとウニの棘の中に隠れ、外敵から身を守るようになります。体長は0.5cm程です。生まれて半年程たつと若魚と呼ばれる時期に入ります。この頃には岩の陰、石ころの下、海藻などに隠れて暮らします。体長は1cm程です。繁殖期は2〜3月頃で、メスは卵を抱えるようになり産卵を始めます。卵はイクラにそっくりで大きさは0.3cm程。産卵場所は直径2cm程の穴や空家になったフジツボが多いようです。1ヶ月半ほどでハッチアウトします。水温が上昇すると深場に移動しますが、水深3〜20mくらいの広範囲に分布しています。成魚でも3〜4cm程にしか成長せず、非常に見つけにくいので「アイドル的存在」になってます。 そんなダンゴウオですが、ダンゴウオが見れることで有名な「静岡・八幡野」へ昨年行きましたが、残念ながら目撃することができませんでした。今回は「リベンジ!」ということで週末ツアーで100%目撃できるよう、アニモスタッフが事前に下見を行い棲息場所などをチェックしてきます! ▲TOP▲ 第二十一回「充電池の隠された秘密!?」 Mar.17,'03 ニッケル水素充電池などに「メモリ効果」というものがあるのをご存知でしょうか?メモリ効果とは容量が残っている充電池を使い切ることなく充電するいわゆる継ぎ足し充電を繰り返すことで、充電池内部の化学物質が不活性化してしまい、使用途中で電圧の低下が起きる現象です。 では、メモリ効果のあるバッテリーはいったいどうしたら復活するのでしょうか?簡単です。電源を入れ、画像などを表示させし続けたりなどして一度容量をすべて使いきってから充電すればいいのです。でもその方法だと、放電させる時間と充電させる時間が必要です。そこで便利なのが「放充電器」です。自動的に放電してから充電をしてくれます。 Sea&Seaから新発売された放充電器は、単3電池4本の放充電の所要時間が約2.5時間。現在市販されている放充電器は\10,000前後ですが、なんと\2980という驚きの価格!100〜240V対応で海外でも安心。デジカメユーザーにはオススメの商品です! ▲TOP▲ 第二十回「シリカゲルの交換時期の目安は?」 Mar.10,'03 カメラ派ダイバーに衝撃の事実が!?ハウジング内部に入れるシリカゲルの寿命をお教えします。その前に実験データを見て頂きましょう。日本の年間平均湿度は78%。ピークはやはり8月で平均85%。最低は冬場の70%。ということを頭に入れて下の実験データをご覧下さい。 <新品シリカゲル1袋> スタート時 78% → 5分後 62% → 30分後 50% <新品シリカゲル2袋> スタート時 78% → 5分後 55% → 30分後 44% <5回使用したシリカゲル1袋> スタート時 78% → 5分後 74% → 30分後 70% データから、5回使用したシリカゲルはほとんど効力がなくなっています。特にカメラ自体がバッテリーを多く消費するデジタルカメラは、本体に熱を生じるのでハウジング内の温度が上昇しやすく、くもる可能性はさらに高まります。せっかくのシャッターチャンスなのにレンズがくもって…ということにならないよう、シリカゲルは毎回新品のものに交換した方がよいでしょう。 アニモダイバーズでは、オリンパス社製シリカゲル、Sea&Sea社製シリカゲルともに5袋入り\500で発売しております。 ▲TOP▲ 第十九回「流氷の秘密」 Dec.2,'02 今回は3月の「流氷ダイビングツアー」絡みのお話です。 遠くシベリアから1000キロもの旅をしてきた流氷がたどり着く1月下旬。はじめは帯状になって近づき、風向きなどで接岸、離岸を繰り返し、やがて氷原になって海全体を覆いつくします。 では、その流氷はどうやってできるのか。氷は海の表面だけでなく海の中でもつくられています。お風呂を沸かしていくと、上のほうの温かい水と下の冷たい水の層ができ全体がゆっくり回りはじめます。つまり対流がおこります。水を冷やしていくときも同じです。ところが、水は4度以下になると、対流が止まる性質を持っているため、気温が下がり、表面に氷ができても、水の中の温度は一定に保たれます。ところが、海水は塩分が混じっているため凍りはじめる温度になっても対流はとまらず、冷やされた海水はどんどん下におりていきます。そのため、海面ばかりでなく、海水全体が凍る温度まで下がり、海中でも氷ができていきます。もちろん、はじめから大きな凍りができるわけではありません。まず「氷晶」という小さな流氷の赤ちゃんが海水の中にたくさんできます。その氷晶が集まってしだいに氷となり、流氷ができていくのです。 そんな流氷の下では、普段見ることのできない様々な生物たちが生息しています。さぁ、ダイバーなら一度は体験しておきたい流氷ダイビング。いつでもできるってもんじゃないですよ! ▲TOP▲ 第十八回「ジンベエザメ」 Nov.25,'02 今回は、アニモ創立10周年記念特別ツアーの「タイ・プーケット」絡みのネタです。 まずは代表ポイントの紹介。リチェリューロックと呼ばれるポイントで、スリン島より東へいったところにある隠れ根。根の周りは、キンセンフエダイ、グルクマ、クマザサハナムロの大群、それらを狙うツムブリなどの大型回遊魚。ギンガメ、カスミ、ロウニンなど10種類以上のアジの群、バラクーダ、ツバメウオの壁、「見られない回遊魚はないのでは?」と思えるほどです。そして、ここの主役はなんと言ってもジンベイザメです。毎年12月から4月頃に体長4〜9mのジンベエザメがこの根の周りに集まってきます。かなり高い確率で水中でジンベエザメに出遭える海です。 ジンベエザメですが、世界最大の魚類で体長10〜12mにもなります。和名の由来は体の模様が「甚平羽織」の模様に似ていることからきたそうです。歯は上下のアゴに非常に小さなものが300〜400列(約3000以上)ありますが、獲物を捕らえるためのものではないようです。絶えず口を開けて泳ぎながら、小型の甲殻類や小魚を食しています。性格は非常におとなしく人を襲うことは絶対にありません。 さぁ、こんな世界最大の魚を水中で間近に見ませんか?海○館では味わうことのできない感動が待ってます! ▲TOP▲ 第十七回「マニアックになれるお魚図鑑」 Nov.11,'02 ウミウシガイドブックやクマノミガイドブックなどでおなじみのTBSブリタニカからまたまたマニアックな図鑑が発売されました。その名も「幼魚ガイドブック」。成長するにつれて体色や形を変える約100種の海水魚を紹介しています。価格は\2,400(税別)。その他のマニアックな図鑑は以下のとおりです。 ●ウミウシガイドブック<沖縄・慶良間諸島の海から> \2,400 ●ウミウシガイドブック2<伊豆半島の海から> \2,400 ●クジラ・イルカ大百科 \4,800 ●クラゲガイドブック \2,000 ●サメガイドブック \3,500 ●イソギンチャクガイドブック \2,400 ●おさかな接近術水中撮影ガイドブック \2,600 ●クマノミガイドブック \2,200 http://www.tbsb.co.jp/ ▲TOP▲ 第十六回「牟岐!牟岐!牟岐!」 これからのシーズン、ダイビングの後にどうしても行きたくなるのが、あったか〜い温泉。そうです、気持ちいい事この上なし。今回ご紹介するのが牟岐の「鬼ケ岩屋温泉」。牟岐のダイビングサービスから車で約10分。森の奥にあるこの温泉は露天、泡、サウナ、などなど公称14種類の浴場を備えた(実際は14もあるとはおもえないところがまたいい)、牟岐きっての温泉。地元のおばちゃんが一杯で、のどかな雰囲気がただようオススメスポット(今はやりの健康ランド風の華やかさ、明るさがないのがまたいい!無料のマッサージチェア−におじちゃん、おばちゃんが熟睡して寝ている雰囲気を是非ご覧下さい)。牟岐ツアーにいったらスタッフに是非リクエストして下さい!くわしくはこちらをご覧ください! ダイビングにいったらやっぱり食事は重要ポイント。これまたみんながよいよいと絶賛する牟岐の「砂美観光」の食事をご紹介。今回の夕食メニュー。・サーモンのマリネ・エビの味噌合え・鮫の軟骨千切りわさび合え<これがまたうまい!>・鯛すき・イセエビ、ハマチ、マグロ、イカのお造り・イセエビ(半身)のマヨネーズ焼き・カニの酢の物・さやいんげん、えびのシソ/梅合え、海藻<こんなん食べたん初めてでした> のてんぷら・イセエビの味噌汁・ごはん・お漬け物・デザートは手作りクレープ。去年リニューアルオープンした清潔できもちのいい宿でこんなコストパフォーマンスの高いもの食べれるところ、なかなかありませんよ! ▲TOP▲ 第十五回「巨大クラゲ異常発生」 Oct.9,'02 北陸地方の日本海で巨大なエチゼンクラゲが大量発生し、甘エビやカレイ漁などに深刻な影響を与えている。大きいもので傘の直径が1mを超え、重さも150kgになるという。福井県越前町では、先月解禁された底引き網や定置網が重みで破られたり、エビや魚がクラゲに触れて変色したりする被害が出ている。一方、人が刺されたという報告は少なく、巨体を揺らしてユーモラスに泳ぐ姿はダイバーたちの人気者になっている。県水産試験場によると、東シナ海で生まれたクラゲの幼生は対馬海流に乗って日本海を北へ進み、水温15度以下になると死滅する。「水温がいつまでも高いことが原因。来月初旬解禁のズワイガニ漁に影響が出なければいいのですが」と話している。(10/7朝日新聞より) ということで、エチゼンクラゲ情報です。日本近海に発生するクラゲの中では最大で、傘の直径が1mを越すものもいます。色もさまざまで、白、灰色、褐色、稀にピンクのもいます。とにかく大きいので、成体になったものは他種のクラゲと間違えることはほとんどありません。海流に乗って日本沿岸にも出現しますが、本来の生息域は中国・山東省、朝鮮半島沿岸です。冬場の繁殖期を終えた個体は水温の低下に対応しきれずに死滅してしまいます。運良く1年を生き延びた個体だけが巨大化して、半径2m、全長4m以上、重さ200kgの怪物に成長するようです。椀状の傘の下に多数の口腕を持ち、刺胞は弱いらしく、ヒトが刺されたという報告はほとんどありません。中華料理などに用いられる食用クラゲで有名ですが、食用にするには結構な手間ひまがかかるようです。 ▲TOP▲ 第十四回「渡嘉敷島ポイント情報」 Sep.30,'02 今年のシーサイドパーティーで行くことになった渡嘉敷島。今回は代表的なポイントの情報をお届けします。 ●とかしくビーチ前 白砂の海底にサンゴの根が点在し、カラフルな魚の群れが根付いている。水深は比較的浅めで、ボートで一分たらずで到着。(ビーチから水面移動で行くことも不可能ではないが…結構遠い…)トウアカクマノミをはじめ、ハナビラクマノミやクマノミ、デバスズメダイやヨスジフエダイ、スカシテンジクダイなど、ケラマらしいポイントである。 ●灯台下 渡嘉敷島の南にあるポイント。一番の見どころは、ケーブの中に差し込む光のカーテン。時間帯や季節によって光の入り方が違うので、何度行っても感動すること間違いなし。生物は、ムチカラマツエビ、オランウータンクラブ、ニセアカホシカクレエビなど、水中カメラワイド派、マクロ派両方オッケーのポイント。 ●ハナリ 阿波連沖にある離島にあるポイント。水深4〜8mの砂地に根が点在。根にはスカシテンジクダイやキンメモドキなどの小魚の群れが根付いている。自然光で撮影するには最適のポイント。落ち着いてのんびりできるポイント。 ▲TOP▲ 第十三回「ハナヒゲウツボの謎」 Sep.18,'02 10月のケラマツアーで、きっと(?)出会えるであろうハナヒゲウツボに関して、今回は豆知識を書かせていただきます。日本近海で約50種類のウツボが確認されていますが、そのなかでも一番人気のハナヒゲウツボ。鮮やかな青色の個体が成魚で、幼魚は黒色ということ、性転換するということはほとんどのダイバーが知っていることですが、雄から雌になると黄色になるということは意外と知られていない。なぜなら、実際に黄色いハナヒゲウツボを見たという話を聞いたことがないからである。ハナヒゲウツボの繁殖生態や社会構造はいまだ不明。体色変化も途中過程(黒色が青色に、青色が黄色に)のウツボを見たことはない。まだまだ謎の多い魚である。 ▲TOP▲ 第十二回「ダイビング中に顔や首がチクチクする」 Sep.11,'02 きっとゾエアの仕業でしょう。ゾエアとは甲殻類(エビやカニなど)の子どもで、海中を漂うプランクトンの中で最も多く含まれています。特に春から秋にかけてプランクトンが多く発生するので、ちょうど夏場に多くみられます。また、クラゲの子どもも含まれていることがあります。症状としては、刺された部分のチクチクしたかゆみまたは痛みを感じます。発疹は、紅色で少し盛り上がっていて周囲はうすくなっています。一度に刺されることが多いので、何ヶ所にも点在します。 もし、ダイビング中に痛みを感じたら、ダイビングはあきらめて陸にあがるか、我慢できるのであれば、できるだけスーツ内に海水が入らないようにしましょう。ダイビング終了後は、即座にシャワーで洗い流しましょう。外用薬としては、オイラックス軟膏、ステロイドクリームなんかが有用です。 ▲TOP▲ 第十一回「ダイビング後に頭痛が!」 Sep.5,'02 いくつかの可能性が考えられますが、二酸化炭素蓄積による頭痛の可能性が高いことが多いようです。二酸化炭素が蓄積する主な要因は呼吸量が少ないことがあげられます。そのため、肺のガス交換が十分に行われないのです。症状はエキジット後2〜3時間でよくなります。具体的な原因は以下のとおりです。思い当たるものがあるようなら改善しましょう。 1.極端に深くゆっくりした呼吸 2.息を最大に吸ったところで呼吸を止めてしまう 3.吸気2回、呼気2回のようなパターンで繰り返す呼吸 4.浅くて速い呼吸 5.BCDやウエットスーツがきつすぎて胸が広がらない 6.息切れするほど泳ぐ 7.レギュレターの呼吸抵抗が高い(吸いにくい) ▲TOP▲ 第十回「ダイビング後に鼻血が出るのはなぜ?」 Aug.28,'02 簡単に答えると鼻の粘膜が傷ついている場合がほとんどです。「バルサルバ法」と呼ばれる、鼻をつまんで空気を耳に送る方法で耳抜きをする方に多くみられます。鼻の穴にある毛細血管の集中しているところは粘膜が弱く、少しこすっただけでも出血してしまいます。バルサルバ法は、その毛細血管の集中しているところをつまんで行うため出血しやすいのです。そして特に耳抜きができづらい方に起こります。どうしても鼻を強くつまんでしまうからです。出血を回避するには、軽く鼻をつまむようにするか、マスクの上から鼻の穴があたる場所を空気がもれないように押し当てるようにして耳抜きする方法がいいでしょう。 ▲TOP▲ 第九回「芸能人ダイバーを探せ!」 Jul.27,'02 今回は、芸能人ダイバーを探してみました! みなさんはダイビングで芸能人に出会った事がありますか? ・広末涼子 ・的場浩司 ・武蔵 ・伊藤英明 ・西城英樹 ・高倉健 ・峰竜太 ・水野美紀 ・石黒賢 ・石原慎太郎 ・一色紗英 ・堂本剛 ・田中美佐子 ・高木沙耶 ・菊川怜 ・春やすこ他 スタッフじゅんちゃんはバリ島在住時代に田中美佐子に出会ったことがあるそうです。「テレビと一緒。美人で個性的やった。」らしい。 ▲TOP▲ 第八回「イルカのジョルジュに要注意!?」 Jun.13,'02 英国南部の海水浴場で、性的に”欲求不満”とみられるイルカが住みつき、海水浴客たちに「求愛」する前代未聞の騒ぎが起きている。米国の海洋哺乳(ほにゅう)類の研究者リック・オバリー氏によると、イルカは性的に興奮した場合、泳いでいる人間、大抵は女性の周りをグルグル回り「獲物」を海岸やボート、人から遠ざけて孤立させようとするという。既に何人かのダイバー達がこの種のアプローチを受けたらしい。狙われた人はおぼれる可能性もあるため、地元では海水浴客らに注意を呼び掛けている。 英タイムズ紙によると、イルカのあだ名は「ジョルジュ」で、推定体重180キロのバンドウイルカ。雄らしい。約2カ月前、ドーバー海峡から漁船を追ってドーセット州ウェイマス沖に出現、それ以降活発な活動を見せている。ウェイマス沖は、ジョルジュの様子をみようと、これまで数千人の見物客が船で出没海域に押し寄せ、「観光名所」の様相も呈している。 ▲TOP▲ 第七回「知ってます? こんな生物」 Jun.3,'02 海の中にはいろいろな生物が生息しています。そんな生物の中から一風変わった名前の生物をご紹介しましょう。 ・「タツノハトコ」タツノオトシゴの親戚? 体型で区別することができます。 ・「サブロウ」苗字は何? カサゴの仲間 ・「オキノテズルモズル」漫才師のようなこの名前。ヒトデの仲間。 ・「テンシノツバサ」広げるとまるで翼。二枚貝の仲間。 ・「ブンブクチャガマ」茶釜になったタヌキのよう。ウニの仲間。 ・「ウッカリカサゴ」長い間うっかりカサゴだと思われていたらしい。 ・「スベスベマンジュウガニ」触ってみたいと思うけど、猛毒持ってます。 ▲TOP▲ 第六回「クマノミの秘密」 May.27,'02 クマノミとイソギンチャクの共生は誰もが知っている「当たり前」の話ですよね。今回はそのクマノミの生態について裏情報をお届けします。 クマノミは定住性が強く、通常は1つのイソギンチャクに1組の夫婦が住みついています。3匹以上いる場合はその夫婦の子どもだと思いがちですが、実は全くの他人なんです。クマノミは性転換することで有名ですが、はじめは全てオスとして産まれてきます。成魚は大きい方がメス、小さい方がオスで、このペアはどちらかが死なないかぎり続きます。メスが死んだり、何かの事故でいなくなったりすると、オスは未成魚のいずれかとペアになり、自分はメスに性転換します。未成魚同士がペアになった場合は、大きい方がメスになります。まったく不思議な話です。子育ての方はオスが世話をします。卵に新鮮な水を送ったり、口でごみなどを取り除いたりするようです。どうやらクマノミ社会で「亭主関白」は通用しないようです。 ちょうど今の産卵シーズンに入っています。今回の甲浦ツアーでも見かけましたが、クマノミの住むイソギンチャクのそばに卵が見られました。オスの世話の様子などが観察できます。運がよければハッチアウトの瞬間も見ることができます。この時期のダイビングはフィッシュウォッチングだけでなく、魚の生態を観察してみると新しい発見ができますよ! ▲TOP▲ 第五回「恐るべしオニヒトデ」 May.20,'02 サンゴを破壊することで有名なオニヒトデ。そのオニヒトデの駆除活動が世界各国で繰り広げられていますが、なかなか成功していない。日本でも沖縄などで駆除活動が実施されていますが、駆除方法の見直しが必要になってきているようである。オニヒトデの体をいくつかに切断するという方法は切断された部分が再生しかえって数がふえる。そこで実施されてきたのがオニヒトデの引き上げ回収である。ダイバーがオニヒトデを串刺しにして引き上げる。しかしこの串刺しにする方法、5〜7月のオニヒトデ産卵時期に行うと大量の放卵が行われてしまう。その量はオニヒトデ1個体でなんと10,000,000個以上! ほら貝やあの綺麗なフリソデエビが天敵であるがとうてい間に合わない。駆除のため引き上げる場合はナイフ等で刺すことは厳禁! そのまま引き上げるしかない。恐るべしオニヒトデである。 しかしオニヒトデの異常大量発生。自然の摂理という言葉だけでは片付けられない事態である。私たち一人ひとりが環境に対する意識を高めない限り…。 ▲TOP▲ 第四回「メディック・ファーストエイドはすごい!」 May.15,'02 メディック・ファーストエイド(以下MFA)は、アメリカで1980年に誕生した一般市民レベルの応急救護手当ての訓練プログラム。内容はただ単にCPRを練習するだけではなく、救助前の段階から手当て後のケアまで、傷病者だけではなく救助者の安全や心理的な側面までカバーし「実際に役立つ救助者」を養成しています。MFAは国連世界安全機構(WSO)の支持を受けており、30,000名以上の指導員が世界80ヶ国以上、9ヶ国語で教えており、200万名以上の受講生に普及している真に国際的なプログラムでもあります。MFA修了生を対象に行われた調査では、実際に事故や緊急時を目撃した修了生の98%以上が、積極的にケアを申し出たり、実際に提供しており、教育効果が実証されています。心肺蘇生法(CPR)に関する情報源は、米国心臓協会基準、その他の手当に関しては、米国整形外科学会基準、救護訓練基準、日本麻酔学会、日本蘇生学会、日本集中治療医学会、日本臨床麻酔学会、日本救急医学会の指針にも適合しており、最新の救護訓練を受講できるようになっています。 いつどこで起こるかわからない事故や病気。あなたがこのMFAを受けていたことで助かる命があるかもしれません。 ▲TOP▲ 第三回「砂に埋もれるサメ」 May.8,'02 ゴールデンウィークの串本ツアーでの出来事。ダイビングポイント「備前」でアンカーに戻ろうと移動していたとき、スタッフのじゅんちゃんが何かを発見した。砂地に尾だけが微妙に見えており、恐る恐るつんつん棒で突っついてみるがビクともしない。全身を覆っている砂をどけようと再度突っついた。がまったく動かない。じゅんちゃんはフィンを脱ぎ、そのフィンをうちわ代わりにして砂をどけた。全長1.2mくらいのカスザメが姿を現した。じゅんちゃんは「初めて見た! 海遊館のといっしょやった!」と子どものようなコメントをしたらしい。 海の中には多くの水中生物がいます。私たちが出会ったことのある水中生物たちは、全体の10%もないでしょう。ほんとダイビングって奥の深いものだと思います。 ▲TOP▲ 第二回「二年越しの初体験!?」 Apr.24,'02 それはとある大阪市内のダイビングプールでの出来事。脳出血による右半身麻痺という障害を持ちつつ、ご主人の米田輝男さんやお嬢さんと一緒に、そして時には一人でアニモツアーに参加し、沖縄各地、そしてエジプトの紅海でさえもスノーケリングを楽しんでこられた米田勝子さんが、ついに初体験ダイブ!?を果たした。プールでスクーバ器材を装着し、スノーケリングの練習をしながら、インストラクターFの巧みな技(?)によって知らぬ間に水深2.5mの世界へ。まさかダイビングできるとは・・。とご本人自身思っていたのに、プールにある鏡にダイビングする自分が映っているのをみてびっくり。さぁ次は海。このゴールデンウィークは海外・メナドへ。いつも水面から見ていた世界とは違う水中の世界を体験されることでしょう! 米田のおばちゃん、是非2年越しの海中初体験の感想聞かせてくださいね! みなさんも是非応援して下さい。 ▲TOP▲ 第一回「勝手に写しだす奇怪なカメラ」 Apr.17,'02 それはとある海外ツアーでの出来事。その日は文句のないダイビング日和。メンバーS氏は、いつも通りに自慢の一眼レフカメラのダイビング前チェックを終えた。もちろん何の問題もなかった・・・はずだった。悲劇はエントリー直後から始まった。さっそく格好の被写体を見つけストロボの電源を入れたその時だった。自慢の一眼レフカメラが奇妙な行動をとりだした。何もしていないのに勝手にストロボが光りシャッターがおりる。それも一度だけではなく数秒に一回の割合で定期的に起こる。S氏は水温28度の暖かい海中で鳥肌を立てた。「カメラが勝手に・・・。」そんな奇妙な出来事はエキジットするまで続いた。なぜなんだ!?そんな頭を抱えるS氏の後ろで、ピースをしながら満面の笑みを浮かべていたのは大の仲良しK氏。奇妙な出来事の真相はK氏のいたずらでセルフタイマーになっていたためだった。しかし、勝手に撮られていた写真の出来はどうだったのだろうか? ▲TOP▲ |
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