アニモシーサイドパーティー
<2005.10.13.〜10.17> Written by 森晃一さん
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最悪、それはツアーの前の日に起った。台風20号が接近していて新しく買ったフィッシュアイが使えないのでは無いかと言う不安をも無にしてしまうほどの最悪の事態であった。ツアーの為にD-70(一眼デジカメ)の充電を行いバッテリーをカメラにセットした途端何かがおかしいと感じた。そう、D-70が動かなくなったのだ。台風に加えて写真を撮る事が出来なくなった。よりブルーな気分なツアーの幕開けとなった。
そんな気持ちとは裏腹に、大阪の空には晴天。「台風はどうなのかな?」と思いながらも、何かの拍子に動くかもと一分の望みを持ちながらD-70を手に一路沖縄へ。今日の飛行機はよく揺れるな、これも台風の影響なのかな?と考えながら沖縄に到着。ついてみると心配をもふっ飛ばすかの様な青空が広がっていた。「台風はどこへ?」「でも海は大丈夫かな?」と口々に話しながら我々を出迎えてくれたのは「サビサビのハイエース」と「まともそうなワンボックス」であった。
「まともそうなワンボックス」の方が乗り心地がよさそうなのでそちらを選択。これが間違いの元だったようだ、後部の窓が開かないうえにクーラーが動かない。今回のツアーは壊れる事につきまとわれている様だ。そんな事はお構いもなく残波に出発。
ホテルに到着後海を見て再度「台風はどこへ?」の言葉が出る。べた凪なのだ。それなのになぜここにカメラが無いのか?まぁ、そんな事を考えるよりも潜る事が先決だ!気を取り直して今回は「カメラ無し」に気持ちを切り替えた。
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べた凪の海を一路ポイントへ、エントリーの際いつもならカメラを受け取る必要があるために一旦浮き上がるのだが今回は無い。バディーのやすおさんに「下で待ってるから」と告げバックロールしそのまま潜降した。「あれ?カメラ無いとラクチンだなぁ〜」潜降直後にそう感じた。いつもならカメラを手に潜るのだが、こう言ったダイビングもタマにはするべきかも知れない。
そして、潜降を開始した途端にスコーンと抜けた世界が視界に入る。流れもうねりも無い、更には天候に恵まれより遠くまで見える気がする。全員が揃うまで、暫しの浮遊感を楽しむ。または、岩陰などを覗き込み何か居ないかを見たりして楽しんでいた。
次に、クマノミパラダイスと言うポイントに向かった。思ったよりクマノミが少ないけどまぁこんなものかな?と言う感じのポイントだった。ただ、クマノミよりも面白い光景を発見した。
カクレクマノミを紹介したガイドがいきなりクマノミの一匹を手ですくい始めた。「何をしてるんだろ?」と思いながら見ていると、両手ですくったクマノミを片手に移し今度はマスクを取った。最初は何をしたいのか理解が出来なかったがそれはすぐに解った。片手に移したクマノミをマスクに入れようとしたがクマノミはいない。それもそのはずで、マスクを取ってる間にクマノミはちゃっかり逃げてしまっていたのだから。
逃げたクマノミをつかまえる為に、今度はマスクの無い目で必死にクマノミを探す。「マスクして無くてよく探せるなぁ〜、マスクした方が早いよぉ〜」と心の中で語りかけていた。結局その時は成功せずに諦めて、ガイド業に戻ったが、ボード下に戻ってきた時にも再度挑戦をしていたようだ。かくして残波ツアーの初日は終わった。 |
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ツアー二日目、空を見ると晴天、海を見ると荒れて無い。再度「台風はどこ言った」この言葉が何度も出る。しかしながらやはり外洋のポイントは荒れている様で遠くまでは出る事が出来ない様だった。
1本目は、今回の目玉の一つであるジンベイダイビングとファンダイブの二組に別れてのダイビングとなった。20分ほどビデオを交えたジンベイダイビングの講習を受けいざジンベイの生簀へ!生簀と言われると通常は、海面まであるものだと思いきや、網でできた虫かごの様な物を沈めている状態であった。つまり、網の天井も有る訳であるから入り口が必要となる。
潜降を始めた瞬間にジンベイが目に飛び込んで来る。ガイドの指示通り天井の網を掴んだまま、全員が潜降完了するまで待つ。そして、ガイドが網の一部を人一人がやっと通れる程度開きゲストを通りぬけさせる。引っかかると考えていたが、やはりゲージ類等が網に引っかかったが気をつけていたため難なくクリア。
ここでも網の壁にみんな横一列に並び網を掴んだまま、ガイドの指示を待つ。その間、ガイドが30Kgのオキアミの入った袋からジンベイに餌を与える。我々のすぐ目の前で行うために、手が届く程の距離までジンベイが近づく。餌を食べているジンベイの顔に気を取られていると、気がつくと顔を真横に尻尾がある。あわてて、手で顔をガードするが網の壁にしこたま尻尾で押しつけられる。あまり、急激な動きをして無いので痛さは無いが、押さえつける力はかなり強い。
ガイドが餌をやりおわったところでフリータイム開始!!各々が好き勝手な所でジンベイが回って来るのを待つ。最初はジンベイの動きが解らないので、半分追いかけるようにしていたが、徐々に動きが解るようになり、回り込んで待つ方法が解ってきた
そうなると今度はジンベイの来る所へ一人だけ先回り、そうすると8mのジンベイが真正面から私に向かって突っ込んで来る。ガイドの説明にあった通り両手をジンベイに向かって突き出す事で、ジンベイが避けてくれる。しかし、私が手を出すのが遅かったのかジンベイの頭をダイレクトにキャッチ!そのまま少しジンベイに押される感じを味わった。
その味をしめ、毎回その方法でジンベイと戯れる。頭から尻尾にかけて撫でるがサメ肌なんてとんでもない!まるでシルクを触っているかと思わせるような手ざわりである。ただ、尾から頭に向けて手を動かそうとした瞬間動かない程抵抗がある。サメ肌はこちらの事を言うのであろう。
横に避けて、頭から触ると胸びれで一旦手を離してしまい尾まで到達しない。次に考えたのが、横に避けずに上に避けて見た。そうすると背びれと胸びれの間を通る事になり見事に頭から尾の先端までなぜる事に成功した。
そうこうしている内に時の経つのは早い物で、ジンベイとのお別れとなった。入ってきた入り口から一人づつ外にでて安全停止を行い帰路についた。戻って見るとファンダイブ組が戻っておりこちらはピグミーを見てきたとの事ん〜〜〜〜逆の方がよかったのか?悩ましい所である。 |
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2本目をファンダイブ組と合流して、ウワガマと言うポイントへ向かう。いつもなら、写真を撮っていて写真を見るとどんなポイントだったのか思い出すのだが、今回は写真が無いためどんなポイントか思い出せない。次回にでも行って自分の目で確かめてもらう事にしましょう。
港へ戻り、昼食の時間となる。12時過ぎた頃だからまだ金曜日組はついてる訳が無い。食事が終わり一寝入り、起きて暫くすると金曜日組の到着である。久しぶりの人、初めての人、名前忘れちゃった人(ごめんなさい)それぞれ挨拶してさて、午後からのダイビングのスタートである。
城壁跡と言うポイントへ向かう。昨日よりやはり海の状態はよく無い、ボートから沖を見ていると白波がボチボチ出始めている。「誰か金曜日組に雨男か女がおるんとちゃうか?」などと冗談を言いながらポイントへ。
潜って見ると今までとは違った様な感じのダイナミックな感じのポイントだ。城壁、ロケット発射台????まぁ、言われてそう見れば見えない事も無いが名前の付け方は人によるんだろう。さて、ここで何を見たか、覚えて無い。確か、ヘラヤガラの幼魚をここで見た気がするが定かではない。トシを取るとそんなもんです。
この日のトリとなるポイントは、昨日潜ったクマノミパラダイスであった。潜ると案の定、ガイドがカクレクマノミと格闘をしてる。それっていじめとちゃうんかいな!と思いながら見てるが、かしこいよい子は真似をしない様に。
このダイビングが終わる頃うねりまで出てきだしている。それを感じながら「土曜日組は潜れるのかな?」などと一人心配しながらエキジットし、その日は終わった。 |
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翌朝目を覚まして見ると、天気はよく無い。雨は降っていないものの海を見ると白波が見える。結構波が高そうである。今度は「土曜日組に嵐を呼ぶ男か女がおる」などと冗談をいいながらサービスへ向かう。
準備をし、船に乗り込んでさぁ〜出発!!で、ポイントはどこ?と訪ねるとクマノミパラダイスとの答え。え〜〜〜もう2本も潜ってるよ?とは言っても海況の状態からこのポイントしか潜れないとの事、仕方の無い事である。そこで、「いや、次のポイントはクマパラ2だ!」とか、言って強引にポイントの名前を変えてしまう。
潜ると、「もう、え〜〜っちゅ〜ねん」って言うくらいガイドがカクレクマノミとの格闘が始まる。3本目ともなるとクマノミの次は、ヒレナガネジリンボウね?で、次はガーデンイールね?と、お決まりコースはわかり切ってしまっていた。さて、このダイビングも終わりボートへ、ボートに戻ると次もやはり同じポイントであると言う。
午前中2本目のクマパラでやっとガイドが、やりたい事に成功した。ただ、誰も気がついて無い。それもそうだ、一人勝手にずっとクマノミと格闘してるもんだから、我々は勝手に好き勝手なところで別のものを探してる。気がつく訳がない。赤井さんだけが気がつき他の人に教えやっとみんなにその状態を見てもらえてガイドはご満悦の様だった。???ガイドがご満悦してどうすのだ?ゲストがご満悦しないといけないのでは無いだろうか?一抹の不安が残るが忘れる事にした。 |
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さて、先程クマパラ2は出たので次は、ガーデンイールパラダイス、その次はチンアナゴの楽園などと名前を作っては楽しんでいた。午前中最後のクマパラはやはり最初とは違い透明度も悪くなってきている。残り2本もクマパラと聞いて午後からのダイビングはキャンセルする事とした。潜りに行ったのはきんじろうちゃんだけだったと思う。
早々に、器材を洗い水だけ切って土曜日組の到着を待つ。大阪は雨だと聞いた、先程ボートから那覇方面を見ると雨が降っているのが解るほどの状態であった。出発も到着も雨と言う事はやはり嵐を呼ぶ人間がいるらしい。
土曜日組はかなり遅れての到着、挨拶の後トンボ返りの様に午後キャンセル組がホテルへと向かう。ホテルへ着くと、早々に器材乾かしの為干し場所を探し干す。夜までなんだかんだしながら時間をつぶす。土曜日組がホテルへ帰着し、指定時間にホテルのロビーへ。 |
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さて、シーサイドパーティーイベントの一つのドンチャン騒ぎ?の始まりである。今回は天気がよく無いので屋内でのパーティーとなった。今回のツアーは騒ぐ連中が少ないせいか、今までと比べるとかなりおとなしいパーティーであった。
そうこうしているうちに楽しい時間の経つのは早いものでパーティーも終わりを告げる。翌日は、美ら海水族館で再度ジンベイとのご対面である。
長くなったので、水族館と帰路については行った人に聞いてもらう事にしよう。これにて今回のシーサイドパーティーの幕は閉じた。ここまで読んで頂いた方、駄文でしたがありがとうございました。 |
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